ヨーロッパ

やってみたこと

世界一の大学へ

ニコラと出会ったのは、大学生の時。イギリスのオックスフォード大学の日本学科から、神戸大学に交換留学生として来ていた彼女と、留学生歓迎会か何かのパーティーで出会った。フランス語ができた彼女と、そのパーティー会場で少しフランス語で会話したりし、...
やってみたこと

予定外のバルセロナ留学

高校のスイス留学を存分に楽しんだ私は、大学でもせっかくなら、大学の交換留学制度を利用して留学しようと決めていた。行き先は、環境分野の研究で良い先生がいるというオーストラリア。意を決して、大学の留学情報センターに申し込みに行くと、「オーストラ...
やってみたこと

スイスへ高校留学

16歳の時、1年間、AFSという団体を通してスイスへ留学した。留学を決めたのは中学3年生の時。中学の担任だった社会科の先生や、英語の先生にお願いし、英語で推薦書を作っていただいたのが懐かしい。留学を決めたきっかけは、近所のお兄さんがAFSで...
歩いたところ

ベルガモ・マラソン

「ドスン」と、鈍い音を立てて、私の50Lのバックパックはツルツルの床に着地した。「すぐ戻ってきますから!」と言って走り去る私の後ろで、「僕をそんなに信頼してくれるの!」と、私に向かって大きい声を出しているのは、制服を綺麗に着こなすイタリア人...
やってみたこと

サラサがサルサ

「目を閉じてごらん。」綺麗なグレーの髭を蓄えた彼は、うろたえる私に優しく言った。サルサをちゃんと踊ってみたいと初めて思い、バルセロナのサルサ・クラブに1人、緊張しながら足を踏み入れた。それまでにも、友達と訪れたクラブで偶然サルサ音楽が1曲か...
歩いたところ

ピレネー山脈の暮らし

人口5人。街まで、バスで45分。フランスの国境は徒歩10分。オックスフォードで修士号を取得しながら、ピレネー山脈の山の中、スペインとフランスの国境のところに位置する小さな村に2ヶ月ほど、暮らした。村というよりは、スキー場と言ったほうが正しい...
歩いたところ

アラブな借り暮らし事件簿

歩くのが大好きな私は、ロンドンに暮らしていたときよくオックスフォード通りを、ホルボルンからソーホーを抜けてハイドパークまで歩いた。東京に例えるなら、恵比寿から渋谷を経由して代々木公園に歩くのと距離的にも、街並み的にも、そんなに遠くない。この...
歩いたところ

スイスでコロナでノリウッド

時間がたっぷりある今、わたしは基本的に急ぐ理由がない。去年の暮にスイス旅行に行ったときも、たっぷり1か月滞在する予定で往復の飛行機を予約し、ジュネーブにある仲良しの友達のアパートに借りぐらしをした。ところがスイスに着いて3日目、旅行者の義務...
思ったこと

バーニーさん家で考える豊かな暮らし

高校生の時、「すごくかっこいい先輩がいる」という不純な動機でワンダーフォーゲル部に入った。母にはそんな理由は到底言うはずもなく、その頃ちょうど「山ガール」という言葉が使われ始めた時期だったため、母は「また流行にのって。ミーハーなんだから」と...
思ったこと

言葉を学ぶことについて

「さらさは、何ヶ国語もペラペラですごいよな。脳の構造が違うんちゃうか。」どこの国に行っても、誰かに出会って自己紹介をする機会があると、大抵の場合「おー」と歓声が上がる。「賢い」や「多言語の人」レッテルというが貼られる。実際のところ、現時点で...